【第6回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章・はじめに ⇒ 既存の科学の2つの欠点と、それを補う新しい科学と量子力学

【序章】はじめに
03 /17 2017
【第6回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章・はじめに ⇒ 既存の科学の2つの欠点と、それを補う新しい科学と量子力学

 既存の科学には大きな問題があります。致命的な欠点があるのです。では、なにが問題なのでしょう?

 あの元素の周期表を見て、なぜそこに設計思想があってそれが自然現象ではないと気づけないのでしょうか?誰もそれを口にしないのでしょうか?誰もそれを指摘しないのでしょうか?こんなことは、誰でも、簡単に気づきそうなことです。

 そう、あれをあくまで自然現象なのだと決めつけて、それ以外の考えを受け付けないというのでは、何もわからなくなってしまいます。実際に、結局は物質が何からできているのかわからないままです。

 なぜ、既存の科学がこうなってしまったのか、思い当たるふしはあります。まずは、私自身の経験ですが、子供のころ元素の周期表を見て、びっくりしたもののおかしいとは思わなかったのは、それは、まだ何も知らない子供だったからではありません。私の子供のころはまだITという概念が一般的ではなく単にITを知らなかった、だから、気づくことができなかったということです。あれから大人になってITの勉強をしてITの仕事をするようになって、やっと気づくことができる現象だったということです。

 科学の歴史が意地悪をしたのです。もしも、ITが既存の科学よりも前に、元素の周期表ができる前にITが発明されていたなら、おそらく周期表はまったく別の解釈をされていたでしょう。学校の授業でも別の教え方になっていたと思います。

 つまり、既存の科学の最大の欠点は、後発で発展してきたITの観点がまるまるごっそりと抜け落ちているということです。ずっと、100年以上前のレベルのまま成長がストップしてるのです。もし私がITの勉強をせずにITの仕事もしないでまったく別の道を歩んでいたとしたら、たとえ、歳を取って既存の科学を存分に勉強する機会があったとしてもこのことに気づきはしなかったでしょう。

 それと、もうひとつ。既存の科学には『利権』というものがあります。これが大きな邪魔をしているようです。特にノーベル賞関係の『利権』が大きいと思います。ITの観点を取り入れて既存の科学を検証しなおすとしたら、過去の『利権』を数多く捨て去らねばならなくなります。関係者はそれを避けたいのでしょう。「正しい、正しくない」の理屈よりも『利権』の方が大事なのです。

 これは『科学』だけではなくほかのカテゴリーも同じですね。『政治』や『経済』も、正当性や社会全体への貢献度よりも一部の人間たちの『利権』が最も重要視されます。けして、これを捨てようとはしません。これが既存の科学のもうひとつの欠点でもあります。もしかしたら、関係者は既存の科学が間違っているということをわかっているかもしれません。しかし、それまで築いてきた巨大な『利権』を手放したくはないので、その間違いを認めるわけにはいかないということです。

 少なくとも量子力学の学者たちはそれを知っているようにも思えます。彼ら彼女らは、それらに反抗してきました。実際、相対性理論とはまっこうから対立していて、実質的には打ち負かしています。表向きはまだ相対性理論は圧倒的な力を持っていますが、私から見れば量子力学が勝っているように見えます。

 たとえば、光速を超えるものの存在も発見しているようですし、なんといっても社会的にも経済的にもその貢献度は非常に大きいです。電子レンジなどの家庭電化製品の開発やパソコンなどのIT関係の製品開発への貢献度、それはもう、いくら賞賛しても称賛しつくせないです。今後は量子コンピュータの発展にも多大な影響を与えることになります。ほかにも特筆すべきことはいっぱい、ありますが、このくらいにしておきます。


 話を戻します。

 既存の科学とはもう少し具体的にいえば、『自然科学』のことです。『自然科学』とは、物理学、化学、生物学、地球科学、天文学などの総称です。

 繰り返しますが、既存の科学=『自然科学』にはITの観点がないのです。だから、そこにITの観点と技術をプラスして検証・研究を1からやりなおさなければいけません。それが、新しい科学の出発点と私は思っています。これからの新しい科学とは『ITと自然科学の融合』というわけです。そして『量子力学』とともに、協調しながら、切磋琢磨しながら、新しい時代を切り開いていくことになります。


 前置きが長くなりましたが、これで【序章】は終わりです。次からいよいよ<<本編>>に入っていきます。


 次回に続く(本編に突入!)

 
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【第5回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章・はじめに ⇒ 物質は『情報』からできている

【序章】はじめに
03 /16 2017
【第5回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章・はじめに ⇒ 物質は『情報』からできている

 ここまでの考察をまとめてみましょう。

 (1)物質は原子の集まりである
 (2)原子は原子核と電子により構成されている
 (3)原子核は陽子と中性子からできている
 (4)陽子と中性子はクォークからできている
 (5)クォークは何からできているのか解っていない
 (6)電子は原子核の周りをまわっている
 (7)電子は大きさも重さもわからない
 (8)電子は確率的に存在している
 (9)電子はあやふやな存在で何もわかっていない
 (10)原子核の周りをまわっている電子の数量により元素が決定する
 (11)元素は周期表であらわすことができる
 (12)周期表には設計思想がありITのようだ

 元素の周期表を見ていると、まるで、物質は何かの小さな物質の集まりではなく、ある種の電気信号から成り立っているようです。これはコンピュータの世界の『情報』の概念に似ています。

 コンピュータが扱う『情報』の一番、最小単位は"0"と"1"です。この"0"と"1"ですべてを表しています。2進数というものです。この先、量子コンピュータが実用化されれば、量子コンピュータが扱う『情報』の最小単位は”00”、”01”、”10”、”11”の4進数になります。といっても量子コンピュータの場合、ほんとうは4進数とはいわないのですけどね。正確にいえばまるっきり違いますが、ここではわかりやすく説明するために4進数としておきます。

 クォークが何からできているのかはわかりませんが、案外、その最小単位は、コンピュータの2進数や4進数に似た何かなのかもしれません。

 4進数といえば、この世界の自然の中で、非常に重要な役割を持った存在があります。それは『生命』です。前回の記事で触れた『インパクト』とはこのことで、『生命』は4進数でプログラミングされたアプリケーションソフトのようなものといえます。もっとも、『生命』のプログラムの方は"00"とか"01"とかではなくて”A”、”G”、”C”、”T”という表現がされますが、4進数であることは量子コンピュータ的といえるかもしれません。

 もしかすると、この宇宙をまるごとのみこんでいる存在の正体、および、『生命』を生み出しているものの正体は、量子コンピュータのようなものなのかも、という想像をしてしまいます。とりあえず、『生命』の考察についてはまた後程、詳しくすることにしましょう。


 では、話を戻して というより話は変わって、私がIT業界に入ったばかりのころのお話しをします。

 まだ、ぺいぺいの新人だったころ、私はコンピュータのことがまったくわかりませんでした。ある程度のプログラミングはできていたのですが、コンピュータという概念が全く分からなかったのです。説明するのが難しいですが、コンピュータが『どのような存在なのか?』、『どう捉えたらよいのか?』、まったく理解できませんでした。それまでの自分の経験してきたこととは全然畑違いという感じで、プロとしてやっていく自信を持てなかったのです。なぜ、ほかの先輩エンジニアたちはこの仕事を難なくこなせれるのか不思議で仕方なかったくらいです。

 どういう捉え方をすればこの仕事をこなせるようになるのだろう?コンピュータのことが理解できるのだろう?私は、コンピュータの勉強をするだけではなく、先輩エンジニアたちを観察するようになりました。それが、1年、2年、と続きました。そして、その結果、あることに気づきました。先輩エンジニアたちのモノの捉え方です。

 『モノをモノとして捉えてはいけない。モノは情報として捉える』

 そう、先輩のエンジニアたちはみんなこの思考で動いている、ということに気づいたのです。これは私にとって大きな気づきです。それまで、コンピュータのことがわからず仕事に自信を持てませんでしたが、このことに気づいてから、仕事が苦ではなくなり、楽しくなってきました。そう、『モノはモノではなく情報』なのです。つまり、それまで私が苦しんだのは、モノをモノとして捉えていたからであり、これが大きな壁になっていたということです。

 もちろん、当時はこのことと本物の『物質』とを関連付けして考えることはありませんでした。あくまで、仕事としてコンピュータを扱ううえで必要な考え方というだけです。あくまで『物質』は『物質』です。けれども、ITの第一線からの現場の仕事を離れて、ある程度、歳を取ってから、改めて科学の勉強をしてみて周期表の美しさに驚愕したとき、このことを思い出しました。

 『物質は物質ではなく、物質は情報からできている』。そのまま、意味が同じであるのです。


次回に続く

【第4回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章 ⇒ 周期表の不思議さ

【序章】はじめに
03 /15 2017
【第4回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章 ⇒ 周期表の不思議さ

 物質は原子の集まりであることは最初に述べました。学校で習ったので誰もが知っていることですね。そして、原子は原子核と電子からできており、その電子の数量はいろいろあり、その電子の数量により元素が決まります。元素は「酸素」とか「水素」とか「窒素」とかのことです。例えば水はH2Oと表記されますが水素と酸素の化合物ということです。物質はすべてなんらかの元素の化合物であるのです。これも学校で習いましたよね。

 同じことをもう一度書きますが、その元素がなにであるかは原子核の周りをまわっている電子の数量で決まります。1個だと水素、2個だとヘリウム、3個だとリチウム、4個だとベリリウムと続き、以降も1つづつ増えるごとに別の元素としてあらわされます。・・・92個だとウラン、93個だとネプチウム、94個だとプルトニウム、と、まだまだ続きます。この数量は周期番号と呼ばれ、まるで人為的に番号を振ったような配列になっていますが、あくまでこの番号は自然の現象からなっています。それをもとに作成されたのが周期表です。

 特筆すべきことは性質が似ている元素は表の同じ列に縦にきれいに並ぶということです。これは人間が並べなおしたものですが、それにしてもあまりにもきれいに配列が決まっています。もちろん元々はこの並びを人間が決めたわけではありません。こんな風にきっちりときれいに並べることができるということに気づいただけです。

 それにしても、この周期表、何度もいいますが、あきれるくらいにきれいです。ただただ驚愕するだけです。子供のころ、この周期表を見てもここまで驚かなかったのはなぜなんだろう?たぶん、あまりよくわかっていなかったし、こんなにきれいに表にしてるのはきっと人間が見やすいように並べなおして、人間が番号を振りなおしたからなんだろう、みたいに思っていたのかもしれません。あくまで感覚的にですが。

 大人になって改めて見てみると、これが自然発生的に番号が振られ、しかも、似たような性質をもつ元素がきれいに縦に並ぶようにできているのが不思議で仕方ないのです。本当にこれが自然現象なのか?と。

 これでは、まるで・・・

 まるで・・・

 『 I T ではないか』

 そう、まるで、ITの世界です。コンピュータの世界です。まるで、この世界は、この地球は、この宇宙は、この世のすべてが、とてつもなくでかいコンピュータの中にあるようです。職業柄、正直に、そう思いました。ただの職業病なのかもしれないですが。

 もちろん、ITは人間が作り出したものですので、この周期表がITでできているということはありえないです。しかし、人為的というか、知的能力のある何者かが設計し、この元素を作り出したとしか思えない。で、その何者かは人間よりはるかに優れた生命体なのか?いや、でも、気のせいだよ。そんなことはありえない。と、何度も否定しましたが、その疑問はずっと消えずに残ったままになりました。

 私が既存の科学に疑問を持っているのはこれがあるからなのと、そして、もうひとつ、元素の周期表以上に不思議な自然現象があることです。それは周期表以上のインパクトを持って私に決定打を与えました。そして、そのことに気づいているのは私だけではありません。かなりの人が気づいているはずです。表に出ているのは少数ですが、それでも、それを断言する有名な科学者もいます。

 私は思いました。『現状の科学はもう終わっている。次の新しい段階へと発展させなければ何もわからないままではないのか?』と。

 もうひとつの『インパクト』については、また、後で触れたいと思いますが、これが私のタイムマシン論のスタートラインになります。

【第3回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章 ⇒ 物質は何からできているか?

【序章】はじめに
03 /15 2017
【第3回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章 ⇒ 物質は何からできているか?

 物質は原子の集まりで、その原子は原子核と電子から構成されています。そして、原子核は何からできているかというと、陽子と中性子からできていて、その陽子と中性子の数により原子核の種類が決まります(ただし、水素は陽子が1個のみ)。陽子や中性子は何からできているかというとクォークからなります。クォークはアップクォークとダウンクォークがありこの数により陽子になるか中性子になるかが決まります。

 そして、クォークがなにからできているかというと、その先はわかっていません。一説ではニュートリノとかがいわれていますが、それにしてもその先は分からないのです。つまり、今の段階では原子核が何からできているのはかわからない、というのが実情なのです。

 一方、原子核と対の電子はというと。すごく小さいということはわかっていますが、実際の大きさはわかっていません。そして、その重さもわかっていません。

 電子は原子核の周りをまわっています。その関係は太陽と惑星のようです。原子核の周りをまわっている電子の数により元素が決定します(※元素については後述します)。しかし、電子が原子核の周りのどの位置をまわっているかは確率的に表現されます。どこの位置をまわっているかは確定しておらず、あくまで確率的にすぎず、つまり、はっきりとした存在ではないようです。

 大きさがわからず、重さもわからず、確率的に存在しているというのは、いったい電子というのは何者なんでしょう?何からできているかわからないどころかその存在さえあやふやです。

 つまるところ、現段階では原子核も電子も何からできているのかどのような存在なのかわかっておらず、つまりのつまり、物質が何からできているのかはわかっていないということです。

 現在、この分野は量子力学で扱われます。最終的には量子力学が物質が何からできているのか答えを出すと思いますが、その量子力学を扱う物理学者はその答えを感覚的にはわかっていると思います。で、その感覚的な答えを断固とした答えとして確定させるために実験や研究を重ねているのでしょう。

 いつになるかはわかりませんが、量子力学が最終的に出す答えを待ちたいと思います。しかし、本当にいつになるのかわからないので、こちらでも考えていくことにしましょう。


 さて、原子核と電子の説明をしている中で元素というのが出てきました。元素も学校の理科の授業で出てきたので誰もが知っていると思いますが、ここで、おさらいをしてみましょう。

 元素は原子核の周りをまわっている電子の数によって決まります。『炭素』とか『酸素』とかのあれです。それは周期表で表すことができます。理科の教科書でよく見ましたね。

 次回はその『元素』について考えてみます。

次回に続く。

【第2回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章 ⇒ 既存の科学の疑問点

【序章】はじめに
03 /14 2017
【第2回】タイムマシンの作り方 ⇒ 序章 ⇒ 既存の科学の疑問点

 タイムマシンの話をする前に、および、これからの未来についてや新しい科学の話をする前に、話しておきたいことがあります。今までの既存の科学の問題点や、現在に至るまでの社会変化の経緯についてお話しする必要があるのです。まず今回は、既存の科学の問題点のお話しをします。

 ものすごく根本的な問題で、『物質は何からできているのか?』です。

 私たちは子供のころ、学校の理科の授業で『物質は何からできているのか?』を学びました。誰でも知っていることですが『すべての物質は原子の集まりであり、その原子は原子核と電子からなる』とのことでした。これを子供のころ授業で初めて学んだときはびっくりしましたが、すぐに『へ~、そうなんだ。不思議だけどすごいや』と納得して素直に受け入れました。だから、大人になってからもずっとそれを信じていたし、ほかの誰もがみんなそうだと思います。

 そう、大人になってもそのことに疑問を抱くことはありませんでした。若いころにITの勉強を始めてから、プロのエンジニアになって、末はコンサルタントとしていろいろな方々のITに関する相談に乗り、開発やその支援をするようになりました。それはとても過酷な業務といっても過言ではありません。20数年もの間、その過酷な業務をこなしてきたあげくの果てに病気になり、現場の第一線から退くことになりました。ここまでは既存の科学に対する疑問はありませんでした。

 入院生活を送った後、退院してから療養生活を送ることになりました。もちろん、入退院や療養生活を繰り返しているのでろくに働くことができずお金は無くなる一方です。貧乏生活を余儀なくされましたが、それでも気分的にすごく落ち着くようになり、時間的にも余裕が出てきました。私はそれまであまり見向きをしなかった社会全体のことを勉強するようになり、そして、IT以外の科学の勉強もするようになりました。もちろん、ITの勉強も欠かせません。

 良い時代になったもので今の時代はお金がなくてもいくらでも勉強ができます。図書館は昔からありますが、なんといってもネットで情報を仕入れ放題になったのがありがたいです。私は持て余した時間を、図書館でいろいろな本を読み漁り、ネットであらゆる情報を仕入れいろいろなことを学ぶために使うようになりました。曲がりなりにも地元で教室を開いて、小規模ながらでも講習を行うようになり、人に何かを教える楽しさというものも経験できるようになりました。こんなことはエンジニアやコンサルタントをやってるときにはできないことでした。

 そんなことをしてるうちに、そう、そんな呑気な生活をしているうちに、疑問が出てきたのです。既存の科学はおかしいのではないか?と。


 『物質が原子の集まりからできているのはわかる。原子が原子核と電子からできているのもわかる。そこまでは子供のころ学んだ。では、その先は・・・原子核や電子は何からできているのか?』


 そのことについて調べてみることにしました。その結果、私が思ったこと。

「やっぱり、おかしい」


 次回に続く
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